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2017年3月

2017年3月23日 (木)

ゴミ部長

 仲間内では「ゴミ部長」とひそかにささやかれているらしい。京都にいる時は堀川通に住んでいた。歩道の植え込みに投げ込まれる空き缶や紙クズが後を絶たず、たまりかねて早朝のゴミ集めが習慣になった。比叡平ではみんなできれいにしていたから、街中にはゴミは落ちていない。ところが谷間は桁違いの産業廃棄物の山だった。今では以前の荒れた状態が信じられないくらいきれいになった。ところが高いところから投げ込まれたゴミは長年かかって埋もれ、下流へ流れて土の中から出てくる。ぼろぼろになったプラスチックや布切れ、鉄くずなどいくらでも出てくる。ガラスの破片が危ない。美しい谷間にするためにはまだまだ仕事がなくならない。この分では、ゴミ部長には定年は訪れそうもない。少しづつ取り出して一般ごみとして収集所へ出している。

2017年3月22日 (水)

居酒屋が欲しい

 毎日働いている時は、勤めの帰りにちょっと一杯というのが楽しみだった。気の置けない仲間とばかりでなく、知らない他人とでも酒を酌み交わして、他愛もないことをしゃべって憂さを晴らしていた。そういう「居酒屋」がないというのが、もの足りない。年金生活者はおとなしく家族を相手に晩酌をやっているが、「なじみの店」が限りなく恋しい。空き家がいくらでもあるじゃないか。小料理を作れる人間もいる。資金を出し合って居酒屋を作ろう。そんな話がちょくちょく出て来ては立ち消えている。何か足りないものがあるのだ。結局それは「女将さん」がいないということだった。毎週集まっている「おしゃべり火曜」のように、人を集めるのはむずかしいことではない。人気のある居酒屋には、必ず名物女将がいたのだ。それを求めるのは夢物語か。

2017年3月21日 (火)

アナログ型とデジタル型

 人間を二つのタイプに分けて考える。アナログは「類似の、相似の」という意味であり、デジタルは「指の、数字を使う」という意味になる。アナログ型の人間は図形に強い幾何学パターンになぞらえることができ、仕事としては商品企画、市場調査、工業デザインなどが適しているといわれる。バランスはとれているが大雑把なタイプである。一方でデジタル型は数字に強い代数型パターンといわれる。仕事は経理、電気技師、コンピューターなど緻密な作業に向いているといわれる。アルバム整理や切手収集が出来るのもデジタル人間だ。人間は努力次第でどんな仕事にも挑戦できるが、タイプが合えばさらに力を発揮できる。結婚の場合、男女ともアナログでは家の中がめちゃくちゃになるし、デジタル同士では息が詰まるというわけだ。アナとデジの組み合わせがいい。

2017年3月20日 (月)

里山に関する講演会

 三連休の中日の日曜日は、住民交流センター「こもれび」の多目的室に40名近くの人が集まった。里山倶楽部のイベントで里山環境に関する講演会を行った。最近のやり方は、部屋を暗くして画面を見て説明をする。講師が比良山麓の志賀町に住んでいるということで、湖西地方の風景を歴史的にたどりながら、生活と文化を紹介していただいた。近江八景の「比良の暮雪」がうたわれる環境だけに、画面を見るだけで楽しいものだった。その点で比叡平は50年前に開発されたが、ゴミの山からスタートした新興住宅地だけに課題が多かった。住民は山に入ろうとしなかった。会場はあまり快適な部屋ではなかったが、それでもようやく里山として整備されつつあるという認識が出来た講演会だった。新しい学問のあり方を教えてもらった気がする。

2017年3月19日 (日)

我が家の定番料理

 どの家庭にも自慢の料理というものがあるものだ。長年同じものを作っているうちに、人気が高まって味が落ち着くのだと思う。我が家の定番の一つをご紹介したい。それは「辰巳芳子風の肉じゃが」である。簡単な料理だが孫たちにも人気があって、作ると全部平らげられる。4人前でレシピを書くと ①ジャガイモ 450グラムの皮をむいて乱切りにし、5分間ゆでる。②タマネギ1個は3ミリ幅に切る ③牛ひき肉150グラム 材料は以上でジャガイモのゆで汁を使うところがポイントである。熱いゆで汁1カップに牛肉、砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ3を加えて煮たてる。さらにタマネギ、ジャガイモの順に加えて煮たてれば出来上がりである。煮加減はお好みで工夫すればよいが、やわらかく煮た方がおいしい。辰巳芳子は穏かな方で人柄が表れている。

2017年3月18日 (土)

子どもの遊び場

 比叡平には一丁目、ニ丁目、三丁目、雷山と四つの公園がある。1300所帯ぐらいの住宅地としては十分だと思うが、公園はいつも閑散として子どもの遊ぶ姿を見かけない。昔から子どもというのは、決まりきった場所を好まないものだ。里山倶楽部で青い鳥の谷を開発・整備してから、真ん中広場へ集まるようになってきた。昨日も学校が終わってから小学校の低学年の数名が走り回っていた。住宅地から少し山の中へ入るので、母親の中には安全な場所かどうか危惧する人もあるらしい。ところが公共施設でない、手作りの場所が結構人気がある。走り回るスペースも十分にある。シカのネットも十分整備されている。小鳥のさえずりも聴こえるというわけだ。子供にとって親の目の届かない場所というのは、スリルがあるし魅力に溢れている。

2017年3月17日 (金)

嘘つきは泥棒の始まり

 何か英雄にでもなった気分なのではないか。テレビのどのチャンネルを見ても自分の名前が溢れているので、今やまさに時の人である。自分の人騒がせな噓や放言で、世間に迷惑をかけているということがまったくわかっていない。ポーカーフェイスがうまいので表情を見ても本心がつかめない。こうなったら行くところまで行ってやろうと、内心ほくそ笑んでいるのではないか。世間を手玉に取ってみんなを自分の方に向かせるのは愉快なことである。どういう結末になるのか知らないが、半年もすれば忘れ去られているだろう。瑞穂の国とか教育勅語に目をつけたのは、そういう皇国史観を持っていたのではなく、そういう言い方を喜んで受け入れる人がたくさんいることを利用しただけなのだ。詐欺師にはこういう手合いがたくさんいる。

2017年3月16日 (木)

土地借用の契約

 比叡平の周辺はその大半が東南商事㈱の土地になっている。宅地はすべて売却が済んでいるから、原野が残っているわけだ。そういう私有地は、ハイキングなどで歩く段には自由に通行して構わないことになっている。ところが木を伐ったり道を作ったりするときには、原野と言えども当然所有者の許可が必要になる。この3月から向こう5年の借用契約を申請した。更新できるものと期待している。大津市の他の地区では、土地所有者が小さく細分化されているので契約も大変だと聞いたが、私たちの場合は一社だけでしかも協力的な所有者なので、大変助かっている。「三丁目の環境をよくする会」も同様の契約を進めていると聞いた。将来は比叡平全体でまとめて契約すべきものだろう。いずれにしても今後とも自由に使える環境が守られているのはありがたいことである。

2017年3月15日 (水)

不来方高校

 不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心  石川啄木

 関西の人間にはなじみがうすいが、不来方(こずかた)とは岩手県の県庁所在地・盛岡市の別名である。というより、長い間不来方の方が一般的だったという。啄木は渋民村を出て盛岡中学校に入学した。(現在の盛岡第一高等学校)盛岡城へはよく遊びに行ったらしい。よくできた生徒であったが、校長を糾弾する事件を起こして3年で退学させられた。今度の選抜高校野球に出場している不来方高校は、盛岡市内にある公立である。部員がたった10人という小さなクラブであるが、県立高校として堂々と闘ってほしい。本来高校野球は部員何百人という私立は異常で、地元の生徒だけで構成されるものだ。

2017年3月14日 (火)

井上ひさしの文章術

 作家・劇作家の井上ひさしといえば岩手県出身で、東京へ出た時自分のずーずー弁が恥ずかしくて長い間しゃべれなかったと述懐している。それほどシャイな人だった。文章の書き方について面白いことを書いている。

 むずかしいことをやさしく やさしいことを深く 深いことを愉快に 愉快なことを真面目に。・・・

 解説することは何も必要が、誰にでもよく解るやさしい文章を真面目に書けと言っている。昔は難解なことを書く人が多かったが、それを否定した成果は絶大である。書いているうちに「ひょっこりひょうたん島」の作詞や小説「吉里吉里人」を思い出した。